晴耕舎の日々

多自然

2009.05.30

今日は、仕事が終わってから、友人でもあり社屋を建てさせてもらった環境調査会社の社長 僕より年下のK君と当社が以前に工事をした、滋賀県より発注の河川工事の検証に行ってきました。川が、見たかっただけです。多自然型 親水型 河川改修です。5年前の施工。場所は、木戸。K君は、仕事で北は、礼文島 南は九州まで、河川に生息する魚類を専門に調査しておられます。会社には、投網や長靴 ウエットスーツに小さな舟 酸素ボンベ 顕微鏡 など調査備品が所狭しです。天気の悪い日は、網の繕いもされています。近所の子供には、漁師だと思われています。彼曰く 全国の河川を調査しているけれど 湖西の環境は、いい意味で縮図だと言います。 レッドデータの生物が、普通に見られ且つ都市に近い 稀 奇跡的な所だそうです。今日、行った大川 小さな石をめくって見るとサワガニ トンボの赤ちゃん その他4種類の生物の赤ちゃんを見ることが、できました。10センチもない小さな石の下にです。圧巻は、ハコネサンショウウオが、いたことです。県道161号線より300メートル上流でこの環境。彼曰く1000Mから2000Mの上流域の環境だそうです。琵琶湖から1KM辺りの地点です。あらためて豊かな地域なのだと思いました。
魚が遡上できる河川を5年前に工事しました。鮎が上っていました。

少し上流の、間伐材で堰を設けた所。 K君何かすくっています。社長ですが、職人なのです。

いろいろいました。多様です。

ハコネサンショウウオ  ユーモラスな目 つめがあるのが特徴だそう。学術的には、関西では、由良川 上流 美山 比良山系にお住まいらしいのですが、 ここは、湖西の里 彼の言う稀な地域だと言うことを実感です。

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