晴耕舎の日々

100年後の古民家を。

2009.05.25

先週の土日 比良の森に建つ住まいの建て方 棟上げをさせて頂きました。


木を、木だけで組んで行きます。


大黒柱に指す梁


大黒 小黒柱をつなぐ2Fの梁(指し鴨居 この下に4枚の障子が、納まります。梁下に建具の溝堀が、してあります。)

一服です。山アジサイ?

2F南面のバルコニーが、出てきました。奥行き12m 出巾、1.8m楽しみです。

バルコニーをL型に配しています。これは、そのコーナー部分です。

手摺です。そいでいます。基本的に杉の木で、建てていますが、バルコニーの柱は、雨がかりを思って、油分のある檜で組んでいます。けれど手摺だけ(手を乗せる部分)だけは、肌触りを楽しんでもらいたいので、杉にしています。朽ちてゆきますが。

1本の柱に四方から梁が飛んできています。四方指しです。

松丸太が、やってきました。

小屋組が、完成 蛇のような松丸太の上梁(地棟)とまっすぐな下梁(指し鴨居)

屋根の下地 野地板に取り掛かりました。

今日しか撮れない景色

2Fのバルコニーには、屋根をかけています。庇が好きなのです。トップライト付き(自家製です。)

水平の梁が、入ると目障りにと思ったので、このバルコニー部分は、登り梁で、納めています。
琵琶湖が、見えてきました。

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