晴耕舎の日々

東屋

2009.03.20

来週、建築予定の東屋の加工が、終盤を向かえています。アズマヤというのは、広辞苑によると東国風のひなびた家の意となっています。ひなびたという所が、なかなかです。予定しているのは、NPO法人のケア施設の敷地の隅に建つ3m角の大きさ 柱4本と屋根だけの建築です。琵琶湖を眺め談笑するスペース。寄棟で組みます。
柱は、久しぶりに檜 八角形に加工しています。四角形では、ぶっきらぼうな感じがするので、足元は5ミリほど絞り(小さく)銅板を巻く予定


これは、四本の登り木を一本で受ける部材 束です。

束の足元 水平の梁に落とし込み樫で出来たセンを打ち込みます。

四本の登り木 隅木と呼びます。

昨日、竣工した建物 いよいよ桜の季節です。

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