晴耕舎の日々

手入れ

2009.02.09

先日、建築させて頂いた客様が、晩御飯をご自宅に誘って下さいました。旅行に行く朝、あわてていてボストンバッグを引きずり、玄関のカマチに傷をつけてしまった、ごめんなさいと謝ってくださいました。引渡しが住めば、お客様の所有物ですが、仕事も人、職人も大事に思って頂、ありがたいと思いました。行く前に、ノミとカンナを持参で、大工と一緒に伺いました。
玄関に入り、傷の入った唐松のカマチにカンナをあて、元通りに。無垢ならではです。ハリモノでは、カンナはあてられませんから。

一緒に、頼んでおいた輸入ガラスを廊下の壁に取り付けてきました。工事途中の奥様のアイデア。又、使わせてもらいます。あっという間に時間は過ぎ、今後のメンテナンスの約束をし、後にしました。建ててからも変わらないお付き合いを職人ともども願っています。

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