晴耕舎の日々

古民家

2010.02.23

きこりで建築中の古民家再生の現場に母を連れ行ってきました。塗り壁進行中、木工事は、広間の床張りを施工中。土よ乾け!
生なましい土壁 ゆっくりと壁が出来てゆきます。いつの頃からか建築に使う材料は、乾式 工場で出来上がったドライな製品を多用するようになりまました。ドライな製品は、均一で、くせや暴れがないので扱いやすく多用されますが、味わいは?です。美しさも出来上がりが天で、面白くありません。誰が造ってくれたのかも?です。なまっても良いので、その人、地域から生まれてくる素の建築を造りたいものです。

広間になる天井です。

勾配のある大屋根 僕の好きな深い庇もあります。大きな庇の下に入ると建築の原点なのでは?とうれしくなります。

CATEGORIS: 建築, 日々