晴耕舎の日々

工務店 職人さん 蔵 起工式

2009.09.13

完成もうすぐの現場。当社の、それぞれの専門工事を担当してもらっている協力会社の職方さんが、連日20名近く。追い込みです。
小さな工務店 建設会社というのは、基本的には、木の工事の他は、付き合いのある協力会社に実際の仕事は、担当してもらっています。瓦の工事を依頼されても自社では、出来ないのです。大きな建設会社 工務店になれば、ほとんど実際の工事・仕事は、出来ません。本町の竹中工務店に行っても大工は、いませんし、鹿島建設の赤坂の本社に、きれいな受付のお姉さんは座っていますが、スコップは、ありません。大きくても小さくても、工務店の仕事は、それぞれの職人さんが、知恵・技を充分に出してもらえる場面を提供することだと 何もできない 僕は、考えています。
外部周りのコンクリート押さえの松井左官工業さん。犬走りという部位、プロペラをまわしてもらい美しく仕上げてもらっています。


外構工事の仕事 雄松建設さん。これから始まる現場もお願いしています。
逢いたくなる人。

門扉のレールをセットしてもらっている 仰木の佐合井(サゴイ)鉄工さん。錆びると土間が汚れるので、ステンレスで製作してもらっています。もみじと銀杏のオブジェを鉄でお願いしています。

内部では、製造室の床 塗り床。野洲の小林塗装さん。早くに他界された親父さんの後を継いだ息子さん。応援しています。


屋敷内の蔵。西村瓦店の今井さん。老舗瓦店の営業担当でもあり、職人さんでもあります。

蔵が出来てきました。

蔵の内部。羊の毛の断熱材と木組み 檜の落し壁 これは、当社の施工。


これから始まる建築。起工式に参列いたしました。古い集落に建つ瓦葺きの住まい 楽しみです。
海の物 山の物を神饌 地元の神主さんに地鎮の儀を執り行って頂きました。あいにくの雨でしたが、心静まる時間でした。雨の始まりも良いものです。

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