晴耕舎の日々

木組み完成

2008.06.09

梅雨にもかかわらず、2日晴天に恵まれ木組みが、完成しました。
屋根下地 野地板 厚さ30ミリの杉板を2Fの軒先から貼って行きました。


柱が、上の2段の梁を貫いて、引き寄せています。しかも込栓4本打ち,割り継です。渡りアゴです。

野地の葺き終わりです。

街道よりの風景

面戸と呼ばれる部材を納める前です。垂木にも桁にも彫り込んで納めます。この板1枚で、部屋の内外となるので、慎重です。出来上がっても目立つ所では、ありません。


西村瓦店 社長様が、大屋根に上がって来てくれました。野地板に杉 無垢とは、最近少ないのに、とびっくりされていました。
この野地の無垢板は、3センチもあり断熱と2Fの天井インテリアになります。9ミリ、12ミリの合板を釘打ちするのが、施工が早いのですが、当社では、1枚づつビス留めしています。大工さん大変です。

西村社長自ら下葺をしてくれました。偶然にもこのお施主様のお家と、瓦屋さんは、この新築工事で3代に渡る付き合いになるのだそうです。

当社を担当してくれています、西村瓦店の今井さん。営業の日もあれば、職人の日もあります。

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