晴耕舎の日々

木組の家

2008.06.06

明日は、いよいよ木組みの家の建て方です。工場で加工出来る所は、とことん済ませてあります。木組みの家というのは、金物に頼らず、木は木で組むを基本に大工職人による丈夫な骨組みで組まれた、伝統工法です。言葉通り昔ながらの工法なのですが、見方を変えれば、環境の時代、地方の時代に光ってくるものがあります。現在の新築物件で100件中1件あるなしの稀な建て方です。木と木を金物でくっつけて行く現代の工法のようにスピーディーには、出来ません。木と木だけで組んでゆく、単純なのですが、むつかしい、大工の技術と知恵が詰まっています。まじりっけなしです。
昔なら普通であった、木を組んで家を建てることを選んで頂いたお客様に感謝です。明日、とどこおり無い事を願って寝ます。テル輝。

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