晴耕舎の日々

2011.08.09

 進行中の住まいに畳が、やってきました。新築の香りのみなもと。床の間も畳で収めました。床の床板は、ケヤキや松の一枚板で収めたいところですが、なかなかありません。吉野杉の一枚板は、この前やった、貼物なら電話一本ですが、テカテカのうすぺっらなものばかり。なんかないかと思案し、床畳として、イグサを焼いてもらい収めました。藁色です。
焼いているので、香炉や置物を飾ってもらっても、跡が残らないようにと 昔からの知恵。ふすまの色、漆喰の藁柄に合わさせてもらいました。10年に一枚あるか?の注文だったそうです。小浜の畳屋さん。ありがたい。懐かしいような色。藁色。

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