晴耕舎の日々

古くて新しい 骨董

2011.07.29

 間もなく完成の住まい、舞良戸・・(古典的なデザインの木製引き戸)が、収まりました。舞良戸というのは、横桟のものですが、ここでは、タテ桟で作ってもらいました。モダーンに見えるのは、僕とお客様だけか??写真の写りが、悪いのですが、取っ手のついてある左側のタテの木は、この建具を構成する木の中で、ピカイチの木 木目にくらくらします。赤身の鏡板も目の詰めっている良材 模様は、自然の作ったものです。なんでもない建具ですが、作ってもらった建具職人さんの30年の知恵と技をこの一枚に感じます。僕には、もう骨董のようにも・・・

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