晴耕舎の日々

よかった。

2011.03.19

 今日から、建て方始めました。
大黒柱で、バイオリンを
弾いてくれているのは、建て主さんのお子さん。

地組です。地面 床で組んで吊りあげます。左の柱が大黒

樫の栓打ち




長い栓は、欅。(カシとケヤキ)手作りです。
一年前に、宮村さんの案内で、山主さんでもあり、林業家さんでもある栗本さんの森を訪ね、ご家族立ち会いのもと、伐採させて頂いた木を大黒柱として、街に建てさせてもらいました。
景色が、違うのでびっくりしているかも。
森に建っていました。

倒す向きを確認する栗本さん。三代に渡って育てられた木の節目。確認されているのは、
向きだけではないような。
人と木。

ゆっくりと倒れてゆきました。



今日からは、街に建っています。

役者が、やって来ました。もちろん僕ではありません。
運んでいるだけです。
建て主さんと一緒に滋賀の木材市場で、選んだ松の木 7本。
ゆるく曲っています。

上に載っているのが、地棟。

地棟が、納まりました。大黒に支えられています。ひとくぎり、 一安心。

今日は、ここまで。

明日、建て主さんに、棟の木(一番高所の木)を納めてもらいます。
この前建てさせてもらったお客様、建て主さん、今、設計中のお客様も、立ち寄って下さいました。
何か話されているのですが、僕は、足場の上。???
宮村さん、栗本さん ありがとうございます。納まりました。

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