晴耕舎の日々

小さな窓 ・松のじん・滋賀銀行

2010.09.01

進行中の住まい、キッチンに小さな小窓が、納まりました。朝の東の光が、カウンターを照らしてくれます。用事の途中に、ちょっと外を見る、風を入れる、小物や植物を活ける  小窓が、あるだけで・・・

これは、カップボード。大工の手による作。杉仕上げ。

洗面所も出来てきました。こちらも手作りです。僕の好きなシナの木で仕上げています。

こちらは、今度建てる木の加工。
松丸太の墨付け 屋根の勾配に合せて墨を入れて行きます。

継ぎ手の加工。

長いノミの出番です。


ゆっくりと育った松の木であることが、わかります。

表面です。じんばっています。 といっても意味不明ですね。松のじんというのは、油のこと。油気のある状態をそう呼びます。水に強い、腐らない、色つやが、良いなど  油の乗った、とても良い木だということです。
梁に上げるのが、もったいないくらいの手触り。

先ほど滋賀銀行 志賀町支店のギャラリースペースにて、一般社団法人 安曇川流域 森と家づくりの会のパネル展示 してきました。9月末日までです。お立ち寄りの際には、ぜひご覧ください。


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