晴耕舎の日々

滋賀県立大学で

2008.10.31

安曇川流域 森と家づくりの会から、滋賀県立大学の実験室で、杉の木の強度試験をして来ました。試験体は、120*240の杉1等材 人口高温乾燥 人口低温乾燥 天然乾燥の3種。天然乾燥の安曇川材は、一番の強度を、出してくれました。一般のお客様も来場されていたので、スタッフ一同、一安心。
天然乾燥は、他にくらべ時間がかかりますが、強度は、高く、色も香りも3体の中では、一番でした。なにより、乾燥に機械を、油を使わないので環境逆らっていません。何も足さない、引かないお酒のようです。自然のチカラ恐るべし。
5トン~6トンの荷重で、破壊がおきました。

大きな音が、しました。荷重をかける前から、木には、割れが入っていましたが、そこの割れは、そのままで、荷重をかけた点のみ割れて行きました。
割れによる木材の強度低下は、少ないと考えられます。

香りまでお伝えできません。

  

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