晴耕舎の日々

杉板の外壁

2008.09.18

今日は、杉板で外壁を貼って来ました。鎧(ヨロイ)貼りという工法で下から順番に板を重ね貼って行きます。僕は、このシンプルな横貼りが、気に入っていて、自分の家を建てるときには、採用したいと思っています。シンプルなので工費が、かからない。雨仕舞いが、良い。壁の表情、彫り?がある。木が、暴れても気にならない、下手の横好き、清貧、昔の木造小学校のような、和とも洋ともの雰囲気等など。ヨロイではなかったと思いますが、北山通りに北山紅茶館というお店が、あります。僕にとっては、北山通りで一番の建築です。黒いけど、すがすがしい。


杉板の外壁ですが、材にはこだわっています。外部なので当然、赤身、樹木の芯の部分を、製材所で引いてもらっています。白 木の外側(成長している部分)と赤(成長の終わった部分)では、持ちがぜんぜん違います。
夜は、滋賀県中小企業家同友会の例会に出ました。兵庫で建築サービス会社を経営されている㈱ナビックの仲内社長に会ってきました。僕は、十代の半分を兵庫で過ごしたので、独特の方言、大阪弁ではない音が、なつかしく、内容も地域工務店のあり方として大変、勉強させていただきました。

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