晴耕舎の日々

松原さん出演

2008.07.13

安曇川流域 森と家づくりの会のメンバー 松原さんが、3年取材を受けてこられました番組放送が、決定。
ハイビジョン特集
里山 萌え出づる緑の王国 ~琵琶湖畔の雑木林~
BShi 7月22日(火) 午後8:00~9:30
日本独特の自然と、その自然環境を上手に生かして暮らす人々の姿を斬新な映像感覚で描く「里山」シリーズの第三弾。
今回のテーマは森。
滋賀県北部の、クヌギ、コナラだけでも2万本と言われる広大な雑木林が舞台である。林の木々を使って、かつては薪や炭を作り、現在はシイタケの栽培をしている。木々を利用するためには雑木林を伐採しなければならない。破壊か?いやそうではない。人々は必ず切り株を残しておき、そこからはひこばえと呼ばれる若い芽が勢いよく萌え出し、20年ほどで再び利用できるようになるのである。数十年、百年と繰り返し利用されたクヌギは、根元が大きく変形し、大きな洞を持つ独特の姿になる。人呼んで“やまおやじ”。その洞にはヒキガエルやミツバチなど多くの生きものが住みつく。ハチは洞に巣をつくり、木々の花を飛び回り、蜜を集めて子孫を残す。夏になると、
甘い樹液にカブトムシが群がり、少年たちが瞳を輝かせる場となる。
人々が自然と密接に係わりながら、生きものたちと共存してきた伝統的な環境「里山」は、決して過去の遺物ではなく、未来に向かって持続的な生活を実現していくための多くの示唆に富んいる。
里山の原点とも言える森と人との深い結びつきを、里山を見つめる写真家・今森光彦氏のエッセイを添えて、心に訴える映像詩として描く。
-NHK HPより転載-

CATEGORIS: 日々, 自然