晴耕舎の日々

檜のお風呂

2008.06.25

施工中のお風呂。入浴されているのは、小林板金鉄工の小林君。当社の設備を担当してくれます。見積り、設計から施工まで一人でこなされます。会社も近く同士なので、小林君のほうから仕事を依頼されることもあります。
職人図鑑を作成中なのでいづれ男前をUPします。
このお風呂は、ハーフユニットと呼ばれるメーカー品なのですが、壁と天井は、送られてきません。手作りです。壁の材、色、窓など、設計者やお客様の自由に作れます。この商品のように手を加える余地の残ったメーカー品が、僕は、好きです。作る楽しみがあります。浴槽に身体を、の時の窓の高さにこだわっています。窓の外には、小さな庇を設け、視線と、すだれ、風鈴が、吊れるようになっています。人によっては、何でも無いことですが、庇って僕は、いいなと思っています。雨が降っても窓を開けておける、風が通る、音がする。小さな贅沢。

手摺もアルミの市販品がありますが、やっぱり木組みで作ってしまいます。

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