晴耕舎の日々

稲子 イナゴ

2012.05.30

和室の天井板を進めています。竿縁天井という古典的、クラッシックなデザイン。無垢,幅広の無地の板で(昔は、これが、普通 今は、ほとんど新建材 プリント)進めています。無垢、幅広ゆえ、暴れが心配なので、隠れる所に仕事が、あります。押さえの部材が、イナゴの形に似ているので、そう呼ばれます。建材は、暴れないので、必要 あまりありません。無垢材は、新品の時は勿論ですが、後々落ち着いて、きれいになって行くハズ。出来上がると木というか、気を感じさせてくれる間になります。

竿は、猿棒、角をとって優しい感じに。廻り縁 大工さん大変。材 竿も廻りも同じ赤身の杉の盤から、採っています。

隅 というか端が、職人の世界、手仕事。

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