晴耕舎の日々

栗の木

2012.03.30

進行中の住まいに使うカウンターの木を製材してもらいました。建築に使われる木は、とてもたくさんです。針葉樹の松、杉、桧を筆頭にヒバに栂 広葉樹なら楢、ケヤキ、トチが一般的です。樹種だけでなく板目や柾目 珠杢やささ杢、絞りといった肌理による分類、 産地による分類もあります、秋田杉、吉野杉、屋久杉、土佐杉、滋賀なら芦生杉。日本ならでは。今日製材してもらったのは、栗です。立木、樹形の美しさでは、後方に異常なしの順、美味、鉄道の枕木の材木。ベッピンさんでは、ありませんが、耐久性ゆえに旧家の土台廻りに重宝されている木。僕は、この木の穏やかな肌理と丈夫さが好きで、時々使います。
今日は、製材の日。当社倉庫で、3年寝てました。
写真では、わかりませんがとてもあばれています。

かすがいを解いてもらい、いざ製材。

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製材完了。当社加工場に持ち帰り厚みを揃え、カンナをあて進行中の現場へ、キッチンカウンターです。木端は、ランチマットかコースターにするつもり。

残った薄皮などは、モデルハウスへ、薪ストーブの焚き付けように。

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