晴耕舎の日々

坂道

2017.09.12

京都 東山で進めているギャラリー、僕と同い年のオーナーとのお別れの日がやってきました。昨年の夏、余命1年と宣告されたけど 夢を追いかけたい 完成の時いないかもしれない、僕に笑われるかもしれないけど 私のギャラリーをお願いしたい、とメールを頂き 二つ返事でした。やりたいこといっぱいだったのに・・東福寺の紅葉の頃に完成・・。家族葬でしたが、お知らせ頂き、会いに行ってきました、穏やかなお顔、瞳の綺麗なひと 素のままでした。20代には20代の坂道、 40代・50代には・・それぞれの坂道があって 人はそんな坂道を歩くべきだと書いた伊集院静さんを会いながら。「それでも前へ進む」と教えてくれた人 さよなら さよなら。tohojo15[1]

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