日本料理 研野

高野川沿い、山紫水明の土地に重厚さを醸す日本料理店

店舗までのアプローチ。竹垣、砂利道、モミジ、植栽。

京都の町中からは離れ、高野川のせせらぎの聞こえる土地に建つ日本料理店の建築を担当させて頂きました。喧騒から遠のき川の音が聞こえ、忙しない日常を忘れて、感覚が研ぎ澄まされる空間となっております。

元々の家は明治時代に建てられた三味線奏者の邸宅「妙音庵」。茶室や腰掛待合を含めた古家を増改築し、日本の建築の持つ美しさを引き継いだ形となっております。施主様は料理人でありながら、料理のみならずさまざまな要素から日本文化を表現したいと尽力しておられ、建築や庭といった空間にも日本文化に対する尊敬と美意識が感じられます。

数奇屋門。竹垣。
アプローチの先にある数奇屋門。竹垣。空間の雰囲気に期待感が高まる。
数寄屋造り。外腰掛待合。
外腰掛待合。杉皮の目隠し塀。飛び石。馬酔木。苔の庭。
外腰掛待合。数寄屋造り。丸太。杉皮化粧。庭園。
  • 飛び石。苔。馬酔木。庭園。
  • 連子窓、下地窓、助枝窓
建物入口。御影石。三和土仕上げ。古民家。
和室。床の間。掛軸。襖。違い棚。
和室。苔庭。畳。板張天井
庭の見える座敷と高野川を臨む座敷。二つの魅力ある部屋。
フッケンヒバカウンター。板前。
福建檜葉(フッケンヒバ)のカウンター。寺院建築などにも用いられる材。
苔庭。竹垣。イロハモミジ。和室。

建築概要

竣工:2026年2月
主要用途:商業施設
場所:京都市左京区上高野
設計:Fumihiko Sano Studio