晴耕舎の日々

人と木 ひととき

2013.04.01

設計中の住まい 以前に宮村太設計工房さんと仕事した玄関の木を今度の住まいの華の木、(鼻の木)にと思っていたら、今日製材会社の社長さんより二年待ってくれないか?と電話を頂きました。待てますが、待てません。こういう製材会社は、残ってほしい。本物です。戦後、地域の駅前、一等地にあった製材会社は、大和ハウスのマンションに変貌し 地域や雇用、技術は、焼野原。メーカーの住まいにこんなヤンチャクレな木は、ありません。
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進行中の住まい、トイレのカウンター 栃と思っていましたが、分が、厚みが、でかすぎた。栗で納めようと思っています。タモのような色目、大らかな木肌、枕木に使われる硬く強い木です。経つと風合いとてもです。施主さん 栃より栗のひと? ひととき。
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