晴耕舎の日々

夏の始まり

2008.07.07

昨日、地区の小学生の子供たちが、夏休みに水泳をする場所に守山子供会で桟橋・飛込み台を設置して来ました。プールでは、ありません。日本一の湖、琵琶湖にです。床板が、うまく納まらなかったので、すぐに加工場から、大工道具を持ち出し手入れしてきました。車で1分かかりませんから。僕が、子供の時も、夏休みの昼の1:00~3:00までは、この水泳場で、泳いだり、魚、えび、貝を採って遊んでいました。えびや、貝は、採れなくなりましたが、今も、水は、比較的綺麗です。大人になって蓬莱を出て行っても、この素朴な水泳場で、遊んだことを憶えていてほしいと思います。


子供のとき、この桟橋と遊泳は、お盆の頃までで、その頃になると、藻が増え、水温が下がったり、ラジオ体操のカードが、古びてきて、気持ちも天気も、だんだんと雲行きが怪しくなってきて、残った、たっぷりの夏の友、読書感想文、工作、自由研究のことが頭をかすめ、かぶと採りに、魚採り、花火に、スイカ、アイスなどなど楽しい時間は、すぐに過ぎてしまい、とどめに、赤とんぼなんかを見てしまうと、「もう終わりなんだ。」と決定的に落ち込んでいったのを、憶えています。
今日は七夕。子供たちは、なんとはなしにそわそわしています。夏の始まりです。
「およげるようになりますように。」

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