晴耕舎の日々

木製建具 舞良戸(マイラド)

2012.11.20

建て主さんのご実家にあった大正時代のガラスを使わせて頂き、新築のリビングに。湖北から湖西へ。ガラスを裁断すると花紋が、同じピッチで描かれていないことが、解りました。手仕事のゆらぎ。

花紋の影が、建具の桟と床面に。

トイレもカウンター下の建具が、好きなシナのフラッシュ戸 引違の吊り戸です。

玄関と玄関収納を仕切る建具、玄関扉の次に目にする正面の建具です。舞良戸。
濃い赤と赤 左と右。木使う人の、意気、粋だなと。

舞良戸の収納側、赤い杉板。板を打ちつける釘、よく見ると千鳥です。こういう洒落、とても待たされますが、この人。

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