晴耕舎の日々

古材を削ってみました。

2008.04.16

今日は、今、加工中の家に使う木材を2本調達してきました。1本は、杉で、以前に、このお客さまの屋敷内に立っていた建物に使われていた杉です。縁桁だと思われます。解体された折に、もったいないと思われて保存されておかれた木材です。他にも数本ストックされていましたが、使えると判断したのは、この1本です。リビングの9寸の梁を助ける柱に使う予定です。
こんなん使える?と社員は、?でしたが。

削ってみると、美しい木目、しかも節がない。 楽しみです。早速、墨をいれました。

もう一本は、松です。以前に当社が、建てた民宿を解体した折に、出てきた
小屋組に使っていた、地松です。この木もカンナをあてると、ジンが出てきました。ジンというのは、松特有の油分を帯びた木の部分を言います。腐ることの無い、木の宝石のような部分です。魚のうろこのように綺麗です。この木も、ずっと使えるので、早速、加工を始めました。

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