晴耕舎の日々

地産地消でマンションリフォーム

2008.04.01

先週の土日、マンションリフォームの見学会が、唐崎で実施されました。
安曇川流域 森と家づくりの会と僕の先輩工務店 ㈱坂田工務店様の共催という形での内覧会でした。心地の良い空間に生まれ変わり、風呂敷に包んでもって帰りたいくらいでした。木材は、もちろん安曇川流域 朽木の良材、土壁、和紙、 人という生き物にとってなじみやすい素材ばかりでした。マンションリフォームというと、単にシステムキッチンを新調したり、ボードとクロスの張替え・塗りかえ・間取り変え程度が、主流です。新品になるだけです。このリフォームは、地域の山と人につながっている所に斬新さがあります。それと使っている素材が、だんだんと味わいを増してゆくものばかりです。フーローから、ストックの時代にこういうものづくりは、古いマンションにゆたかな価値を付加できると確信しました。町並みは、絶望的ですが、古いマンションを見る目が変わりました。デザインされた、一級建築士事務所TOSAKA様、坂田さんの職人さん 感動しました。それとお疲れ様でした。

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