晴耕舎の日々

懐かしい未来

2025.07.05

今生きていたら92歳の僕の父が、20歳くらいまで過ごした実家、母屋へ行って来ました。僕の建築、暮らし、デザインの原点の家です。柴で風呂をわかし、土間で味噌とお餅をつき、池で食用の鯉を飼って、裏山で朝採りのキノコで味噌汁、お茶を摘み、ニワトリが同居の暮らし。全部受けとめていた懐かしい日本家屋は、もうありませんが、庭は、そのまま、多分100年くらいは、経っている山茶花の垣根と守山石の美し石垣!甥がその屋敷内に新居を建てて繋げてくれます。手刻みで板倉で質実な木の家を地域材で建てます。ニワトリと一緒の暮らし、懐かしい未来があります。







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