晴耕舎の日々

建築と自然の成長

2024.09.15

登り窯のある陶芸家のアトリエ、玄関脇の板塀を新調させていただきました。杉の赤身で組んでいます、今度は、また20年後に取替かな?伊勢神宮の様に式年遷宮のモノづくり。20年、経年を楽しむために塗装なんかしません、素のまま 木に色を塗るとは木に失礼くらい僕は、思っています。素のままがいい、朽ちて行ってもいい、自然の材とその成長に添う安心、繕ったり、取り替えて、型や技術を残して行くという、やわらかなで永遠のものづくりの思想が木の国 日本、伊勢にはその原点があると思っています。杉が自分の持つ油で光っています。

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