晴耕舎の日々

プントとパンダ Fiat

2021.02.06

詩人の谷川俊太郎さんの詩に 素朴とか野生とか手作りとか そんな形容詞に到達するためにぼくらはどんな曲がりくねった面倒な道を そうとも知らずにたどってきたのだろう という詩があります。谷川さんがプントというイタリア フィアット社の車に乗っておられる 名前は 点 と知り影響され、僕は昔パンダを買いました。谷川さんの詩は建築に通じていると思っています。今日 石をもらい、土をもらい その詩を思い出しました。建物や空間をつくることは、人と時間、時間と環境を紡ぐ幸せな時を一緒することになります。この生業がいいなと思うし、誰か繋いでほしい 誇りを感じる仕事、建築。

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