晴耕舎の日々

ルッコラとモカと犬

2019.08.21

カフェの玄関脇に、わずかな植栽スペースを設け庭木や草花を植えようと思っていましたが、ハーブ畑にしました。5種類ほど植えてひと月が経ち、今日、ルッコラを間引き。人参であれレタスであれ間引き菜は、新鮮で柔らかく美味しいし、土に残した菜も一段と成長すると思うと どこか嬉しい。

 
カフェ閉店後、提供させてもらっているモカをスタッフが淹れてくれた。カフェをオープンまでに、どんなコーヒーを出そうか?といろいろ考えましたが、20代の初めイタリアに行った時に味わった、エスプレッソベースのカフェが湖西にあればと思いプロデュースしました。スペシャリティーコーヒーという各国の第三者機関が高品質と認定し、産地のわかる、農園のわかる流通量の少ない選ばれた豆+手仕事に拘った高島市の焙煎所でのローストとエイジング(ロースト後の日数の管理)+豆の旨味を生かす高圧のエスプレッソ抽出で20ミリリットル(ワンショット)のエスプレッソを作ってコーヒーカップに入れ、そこに奥出雲で生産された日本初の低温殺菌の牛乳 パスチャライズをウォームしたものを180ミリリットル注いでいます。砂糖不使用でも甘いのは、アメリカの老舗ココアメーカーのパウダーと出雲の牛乳の甘みから。
Café ルヴァンのモカ・ラテ・カプチーノは、ほとんど美味しい牛乳でできているとも言えます。普通のホットコーヒーを作っていないので、ホットコーヒー下さい、ホットひとつ という簡単な注文に戸惑ってしまうお店なのは、良くも悪くもプロデューサーのせい。
秋からは、ドリップの美味しいホットをメニューに入れる予定です。
 

 
ロン君 ますます狼みたいに。風のような犬。

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